電話でのご予約・お問い合わせはTEL:0439-54-6300まで
裂肛は簡単にいうと「おしりのケガ」です。
浅い裂肛であれば何もしなくても治ることがありますが、ひどくなると慢性化して治りにくくなってしまうのです。
裂肛は「急性裂肛」と「慢性裂肛」の二つの病状に分けられます。
原因は、主に固くて太い便です。
肛門管上皮が浅く裂けていて、出来てから間もないものです。
主な症状は「出血と痛み」ですが、「かゆみ」を感じる場合もあります。
治療は軟膏や坐薬で治癒します。
しかし肛門の緊張が高い場合は、局所麻酔下に外来で肛門括約筋を指で伸ばしたり、内肛門括約筋を切開する方法があります。(外来で可能です。)
原因は常に同じ場所が切れ、深くなり、その周囲に肛門ポリープや見張りイボなどができた状態です。
肛門括約筋に炎症が及ぶと線維化がおき、かたくなって肛門が細くなります。
化膿して浅い痔瘻になることもあります。
治療は、薬の治療ではよくなりません。
肛門を広げる手術が必要になります。(日帰りで可能です)
肛門がかなり細くなってしまった場合は、入院手術が必要となります。
入院手術が必要と診断した際は、入院可能な専門病院に責任をもってご紹介いたします。